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東京都生まれ。日本写真家協会、日本ペンクラブ会員。元東京工芸大学教授。日本大学芸術学部写真学科卒業後フリーの写真家となる。戦争や内乱後の人々の姿に視点を向けたドキュメンタリー作品を手がけ、アジア、アフリカ、ヨーロッパなどで取材を行う。受賞― 1982年(昭和57)日本写真協会年度賞。1990年(平成2)講談社出版文化賞、アジア・アフリカ賞、1994年(平成6)芸術選奨文部大臣新人賞。2001年(平成13)『ベトナム凜と』で第20回土門拳賞。2007年(平成19)紫綬褒章。2014年(平成26)『福島FUKUSHIMA 土と生きる』でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議)他。写真集―2005年(平成17)『子ども 戦世のなかで』(藤原書店)。2011年(平成23)『それでも笑みを』(清流出版)。2013年(平成25)『福島FUKUSHIMA土と生きる』(藤原書店)。2015年(平成27)『戦争は終わっても終わらない』(藤原書店)。2016年(平成28)『沖縄 若夏の記憶』(岩波現代文庫)。2019年(平成31)『戦禍の記憶』(クレヴィス)、『長崎の痕(きずあと)』(藤原書店)。2021年(令和3)『瞳の奥に-戦争がある-』(武蔵野市立吉祥寺美術館)。2022年(令和4)『わたしの心のレンズ 現場の記憶を紡ぐ』(集英社インターナショナル)など。
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1952年(昭和27)奈良県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。写真家。「生命」や「身体」をテーマにした写真を撮り続けている。1992年(平成4)写真集『象の耳』により、日本写真協会新人賞を受賞。1997年(平成9)には『地球生物会議』のポスターで、ニューヨークADC賞ゴールドメダルを受賞。写真週刊誌連載『病院の時代-バラッド・オブ・ホスピタル』で、2000年(平成12)講談社出版文化賞を受賞。また同年には、TBS主催の『鑑真和上と世界の写真家10人展』に参加、天平の美を撮り下ろした。2004年(平成16)には、19年にわたり撮り続けてきた『日本の川100』と、“世界でもっとも美しい脳の写真集”『ひよめき』を刊行。2008年(平成20)には、写真集『ロマンティック・リハビリテーション』で、第18回林忠彦賞・第9回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。また、同年より『ホネホネたんけんたい』を始めとするホネホネ写真絵本三部作(共著)の刊行を開始。2022年(令和4)から写真週刊誌で『卵子と精子の時代』を、2024年(令和6)から、ニッポンドットコム で『老いを見つめる』をそれぞれ連載した。元東京造形大学デザイン学科教授。
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1957年(昭和32)長野県生まれ。明治学院大学社会学部卒業。シカゴ・コロンビア大学大学院修了。1989年(平成元)から東京都写真美術館学芸員。2006年から2018年まで同館事業企画課長。2018年4月より公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)副館長。2024年(令和6)4月より長野県立美術館館長。著書に『ジェンダー写真論 増補版』『ジェンダー写真論 1991-2017』『写真、時代に抗するもの』『ヌードのポリティクス』など。主な展覧会企画に、1996年(平成8)「ジェンダー、記憶の淵から」展、1998年(平成10)「ラヴズ・ボディ―ヌード写真の近現代」展、2001年(平成13)「手探りのキッス、日本の現代写真」展、2008年(平成20)「オン・ユア・ボディ 日本の新進作家」展、2010年(平成22)「ラヴズ・ボディ―生と性を巡る表現」展、2012年(平成24)「日本の新進作家vol.11 この世界とわたしのどこか」展、2017年(平成29)「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館」展、2018年(平成30) 「愛について アジアン・コンテンポラリー」展等。2005年第51回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナーとして「石内都 マザーズ2000-2005」展を企画。 |

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1968年(昭和43)長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社カメラマンを経て1991年(平成3年)独立。アジアを多く旅して作品を制作する。また近年は日本国内の祭祀、自らの故郷である諏訪地域などを撮影している。紀行、ノンフィクション、小説なども執筆。近著に『ニッポンの奇祭』『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』『深い沈黙』など。1997年(平成9年)『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年(平成25年)『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞。2021年(令和3)に初監督映画作品『トオイと正人』でBangkok International Documentary Awards 2021(新人監督賞)、東京ドキュメンタリー映画祭2021ほか入賞。東京工芸大学芸術学部写真学科教授。
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1955年(昭和30)山口県周南市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。1983年(昭和58)周南市文化振興財団勤務。1991年(平成3)林忠彦賞創設から事務局兼務。2010年(平成22)周南市美術博物館館長。林忠彦、秋山庄太郎、緑川洋一、細江英公、立木義浩、星野道夫、岩合光昭等の展覧会を担当。その他、周南市出身の洋画家 宮崎進、詩人 まど・みちおの顕彰活動を推進する。2018年(平成30)「生誕100年 林忠彦展」を企画。
(五十音順・敬称略)
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